- 正直善良的藤野兆治(高仓健 饰)因与上司发生分歧离开了工作多年的函谷船坞,在此之后他和妻子茂子(加藤登纪子 饰)自食其力,开了一家小酒馆。当初工厂里的朋友岩下(田中邦卫 饰)、秋本(小松正夫 饰)等人经常来此喝酒聊天,小酒馆内充满欢快温馨的气息。 兆治早年的恋人小夜(大原丽子 饰)如今是神谷牧场的女主人。曾经贫困潦倒的生活迫使两个相爱之人分开。时间并未冲淡留在彼此心中的情感,兆治和小夜始终依恋着对方,只因各自的家庭他们只有将这份感情深深埋藏。一场大火烧毁神谷牧场,为婚姻所苦的小夜终于解脱,远走札幌。即便如此,对恋人强烈的思念仍促使她打去一通通无言的电话…… 根据山口瞳同名小说改编。
- 在权藤今吾(三船敏郎 Toshiro Mifune)家里,举行了一场关于民族鞋业的董事会议,讨论关于新鞋的质量问题。权藤发表的意见慷慨激昂,他觉得不应该只顾降低成本提高利润,而忽视了鞋子本身的质量。此番言论显然跟其他人急功近利的理念大相径庭,因此其他人合谋决定罢黜他的董事会职位,由某个听话的傀儡顶替。当晚,权藤司机的儿子突然遭到绑架,绑匪以为他是权藤的儿子,因此向权藤勒索3000万元赎金。面对妻子(香川京子 Ky?ko Kagawa 饰)的劝解,深陷困境的权藤只得被迫就范,结果犯人用障眼法,避开了探长(仲代达矢 Tatsuya Nakadai 饰)的耳目,成功取走现金,丝毫不留痕迹。破财的权藤还要面临公司和债主的双重威逼。而警方则在绑架地发现了一对因吸食毒品死亡的恋人。然而,这还只是罪犯阴谋的开始……
- 原作は山口瞳の第48回直木賞受賞作。原作では主人公は電機メーカーに勤める宣伝部長だが、映画では洋酒メーカーの宣伝部員(山口瞳が当時サントリー宣伝部に勤めていた)に置き換え、主人公が直木賞を受賞するまでを描いている。それまで男性アクションで定評があった岡本喜八が、この1作で戦中派の屈折した心理を見事に捉え、本格的に評価された。ストーリーは、洋酒メーカーの宣伝部員というしがないサラリーマンの“才能のないだらしない奴が一生懸命生きること“の大変さを、自分史や戦後史と重ね合わせながら描く。岡本の演出は、主人公と妻との若い頃のロマンスを、「残菊物語」にたとえて、下駄と靴だけの合成アニメーションで描いたり、父親の事業の盛衰を書き割りのセットやアニメーションで描いたりと自由奔放をきわめる。また主人公の背後にいる同僚をストップモーションにして、カメラの背後でもう一人の自分が画面内の自分が置かれた立場を分析してみせるシーンなど、ナレーションの使い方も秀逸。