- 日本。 伊豆沖を進む賭博船で、襲撃された鉄竜会の組長を救ったのは、若き用心棒・石川五ェ門だった。だが直後に大爆発が起こり船が大破。組長も命を落とす。爆発の原因は斧を武器に使う大男だった。一旦は男を追いつめた五ェ門だったが逃げられてしまう。一方、賭博船から金を奪うことに成功したルパン三世と次元大介、峰不二子は、洋上のボートからその様子を目撃する。 “バミューダの亡霊” ―大男はそう呼ばれていた。かつて戦場で2,000人を殺戮した兵士でコードネームはホーク。なぜそんな男が日本にいるのか?公安の銭形警部はホークの足取りを追う。 そして、組長の葬儀の場で、裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門も、その屈辱を晴らすためホークを追うのだった。
- 7人の覆面作家集団「GoRA」が原作・脚本を手がけ、2012年にテレビ放送されたオリジナルアニメーションで、7人の「王」と呼ばれる存在や、その下へ集った特異能力者たちの戦いを描いた「K」の劇場版。4人の「王」が交錯した学園島事件以降、白銀のクランズマンである夜刀神狗朗とネコは、生死不明となった主であり「白銀の王」のであるシロの行方を追っていた。しかし、なかなかその手がかりをつかめず、気を落としていた2人は、「赤の王」を主とする能力者集団「吠舞羅(ホムラ)」のメンバーである鎌本力夫と櫛名アンナが、何者かに追われている場面に遭遇し……。監督はテレビ版に続き鈴木信吾、アニメーション制作は「マルドゥック・スクランブル」のGoHands。