- 外村が経営する精神科クリニックに美也子が訪れたのは、夕暮れの診察時間が終了する頃だった。旅行会社に勤める美也子は、君江という女と同居しており、その君江が異常に嫉妬深くてなやんでいると外村に打ち明ける。帰り道、外村の患者である平山に強引に迫られていた美也子を助けた外山は、彼女をマンションまで送り届けた。それから何日かたったある日、君江から外村に「私達に溝わないで!」と電話が入った。美也子のことが気にかかった外村は彼女に近づき、君江からの電話の件を話した。すると突然美也子の声が君江に変わり、ナイフで外村の膝を刺した。数日後、入院した外村を見舞いに来た美也子はその事を全く記憶していなかった。君江にもう一度会いたいと外村がつめよろうとしたとき、恋人のはるみが病室に現れ、美也子に嫉妬するが、美也子には別の感情がわいていたのだった。外村は美也子の心の秘密を探り、同性愛の二人が心中を図り、君江が死に美也子が生き残ったという事実を知る。美也子のマンションを訪れた外山は、そこで君江になりきり、美也子を愛するはるみを見る。そして、外村は彼女らのマンションを背に去って行くのだった。
- 日本长崎,早已年过半百的冈野雄一(岩松了 饰)就像一个长不大的孩子,他在单位混混度日,得过且过,反倒更乐于在酒吧驻唱和创作漫画。日常里雄一和耄耋之年的母亲三枝(赤木春惠 饰)以及儿子真崎(大和田健介 饰)住在一起。爷俩外出赚钱,经常留老太太独自在家。三枝婆婆许多年前就换上了阿兹海默症,她日常里颠三倒四,状况不断,令雄一父子疲于奔命。随着老太太的病情一天天加重,雄一只得痛下决心将母亲送入专门的护理机构。三枝婆婆当下的记忆一天天衰退,而关于儿时的玩伴、早逝的丈夫(加濑亮 饰)的记忆却日渐清晰起来。老人家早已分不清过去与现在、生与死的界限。那些生命中最重要的人,依次来到了她的身边……